どのように家具を決めているのか
お客様が新築やリフォームをする際に付き物な家具ですが、
私がどのように決めているのかお伝えします。
この写真の案件の場合。
こちらは、LDKをカフェにするとの事でしたので、確保したい客席数と、ソファ席やカウンター席は欲しいかお伺いしたうえで、CADで平面図を起こし、客席の家具の配置を動線を意識しながらプランニング。
そして家具選び。
お客様がイメージしてる雰囲気がオークの木に包まれている落ち着く感じだったので、北欧系でまとめる事になりました。
壁紙や照明器具にアクセントで色を入れたかったのと、ダイニングチェアがずらっと並んでると面積が大きくなって重くなりがちなので、カウンター席や二名席の椅子は床のようにベースとなる木の素材にして、チェアパッドに色を入れて遊び心を出してます。
ただ、同じデザインの椅子が並んでてもつまんないなー、重いなーと考え、
あえて違うデザインの椅子を混じらせています。
それも、背もたれの形状が違うものにして変化を出しています。
それに加えて、白い椅子を加えることで木の色の面積を減らし、軽くしています。
そして、なるべく予算を抑えたい、という要望でしたので、
ご自身で組み立てて頂く事や品質に不安がある事、在庫の変動がある為、発注時期に商品を変更しないといけない可能性がある事を承諾頂いた上で、ネット購入できるもので検討しました。
ほんの一部ですが、こんな感じで決めています。
家具一つとってみても、部屋の雰囲気に与える影響はあります。
これから家具を買い替える方、周りの家具や壁、照明、カーテンとの兼ね合いも十分に検討してから購入しましょう。
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